鳩山お兄さんの言葉ではないが、二転三転、どうなる事かと思った定額給付金、ようやく町村会が全員支給への結論にたどり着いたようだ。
人員と手間を考えたら、年度内の所得制限による配リわけなんて絶対無理なことは、役所でなくても会社の経理などに勤めた人はすぐにわかったはず。
それなのに世間知らずの野党議員さんの理想の主張で(目的は麻生政権の上げ足とりかもしれないが)、もう来ないかと思った定額給付金、みんなの手元に届きそうです、よかったですね。
定額給付金はたしかに、政府から国民へのおべんちゃら、現政権の人気取り政策かもしれない。
野党としては反対したくなるのもわかるし、金持ちに渡すのはおかしいと思うのは「プロレタリアート対搾取資本家」の構図から抜け出すつもりのない方々にとって当然で、批判の対象でしかなかったのも当然だろう。
その時代を顧みないマルクス主義の主義主張は潔いとさえもいえる(笑)。
(まあ、性善説に基づけば本当の豊かさの果てにはたどり着ける世界かもしれないが。)
でも、ともかく、不況でみんなピーピー言い始めた今、欲しくないと言いきれる人はごくわずかだと思う。
<定額給付金>町村会「所得制限設けず」 統一求め文書送る
11月18日2時30分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081118-00000007-mai-pol
支給対象や方法をめぐり混迷している定額給付金について、全国町村会が「全(すべ)ての町村が所得制限を設けない方向で統一した扱いとすることが望ましい」とする文書を各都道府県の町村会に送ったことが分かった。全国町村会は25日の役員会で議論して結論を得たいとしており、会議の結論が各自治体の判断に影響を与えそうだ。
文書は14日付で、全国町村会事務総長から各都道府県町村会の事務局長あて。与党合意により所得制限を設けるかどうかを各市町村の判断に委ねられたことについて、所得制限を設けた場合は▽住民間の公平性の確保の問題▽窓口における混乱▽事務負担の増大−−などの懸念が想定されると指摘。「隣接町村間で違いが生ずることは好ましいことではない」として、全町村で所得制限を設けないことが望ましい、と記している。
全国町村会の山本文男会長(福岡県添田町長)は「所得制限を設けなければ町村の負担は軽くなる。そのためにも早期に町村の意向を示したかった」と話す。群馬県町村会の鈴木和雄会長(みなかみ町長)は「(所得制限なしに)賛成です。公平がいい。国民が喜ぶ方向に持っていけばいい」と述べた。神奈川県町村会も「町村長同士の話では所得制限は難しいという意見が多い。おのずと制限しない方向になるのではないか」と話している。
ただし「各自治体で規模も違い、足並みをそろえるのは難しい」(埼玉県町村会)との意見もあり流動的な面も残るが、全国町村会は25日の役員会で方針を固めたうえ、26日の全国大会で緊急決議などを出すとみられる。
定額給付金を巡っては全国市長会も13日にプロジェクトチームを作ることを決め、対応を検討することにしている。
定額給付金の二兆円を社会に還元するか否かは、いったん配ってしまって、国民がその使い道を決めればいいのだ。
それも市町村ごとに効果が分かれるだろう。
高齢者の過疎地で、ほんとにその数万円でほっと一息つける町村もあるだろう。
福祉や医療に使ってくれと寄付にたくさんのお金が集まり、社会資本が整備される市町村もあるだろう。
寄付なんて一円もするもんか、あぶく銭だから美味しいもの飲み食いしてやれ、って盛り場の景気に貢献して終わる地域もあるだろう。
きっと、その自治体の住民の姿がとってもよくわかるお金になると思う。
きっと今でも人気のある街、自由が丘とか広尾とか横浜とか鎌倉とかは、福祉や医療への寄付の比率が高いと思う。
あまり住みたいと思われない街はあぶく銭や日々の生活の助けで消えるだろう。
でも、あまり注目されていなかった街で、実はその街の住民の意識はとても高い、生活と福祉をまじめに考えている街なのだと言うことが明らかにされる街もたくさん見つかると思う。
配られた1年後ぐらいに市町村別での使い道のアンケート調査をすることで、そう言う街がいくつもピックアップされるんじゃないかな。
経済的なことでいえば、不動産投資をする際の良い指標になるのではないか。
そう、定額給付金配布とその配布後の使い道調査には「地方自治体をランキングづける試金石」として高い能力があると思う。
だからこそ、制限なしで配ってみることをおおいに歓迎する。





